googleanlytics開設方法

[2019年版]Googleアナリティクス登録・設定方法解説

アクセス解析と言えばGoogleアナリティクスというほどに、Googleアナリティクスは日本の大多数のWebサイトに導入されているアクセス解析ツールです。

今では単なるアクセス解析ツールとしてでなく「会員情報」や「販売データ」など、様々な角度からユーザー行動を分析出来るため、デジタルマーケティングに欠かせないツールとなっています。

当記事では、Googleアナリティクス導入をご紹介するとともに、アカウント開設時に設定をしておきたい基本設定をGAIQ(GoogleAnalytics個人認定資格)ホルダーが解説していきます。

Googleアナリティクスの登録・アカウント開設方法

アカウント登録

Googleアナリティクスの利用を開始するためには、まずアカウント登録する必要があります。下のリンクから早速アカウント登録を行いましょう。

Googleアナリティクスへアクセスをしたら「登録」を選択します。

Googleアナリティクス登録画面
Googleアナリティクス登録画面

Googleアカウントをお持ちでない方もいらっしゃると思います。その場合Googleアカウントを作成する必要がありますので、Googleアカウント作成したのちに作業を再開しましょう。

「登録」を選択すると以下のような画面が表示されます。アカウント情報の入力して次に進みます。

Googleアカウント情報入力
Googleアナリティクス アカウント登録画面

入力項目の解説

トラッキングの対象ウェブサイトであればウェブサイトのまま設定を続けます。
アカウント名アカウント名を入力します。おすすめは会社名や屋号など識別しやすい名前が良いでしょう。後から変更も可能です。
ウェブサイトの名前アカウント名を入力します。おすすめは会社名や屋号など識別しやすい名前が良いでしょう。後から変更も可能です。
アカウント名ウェブサイトの名前を入力します。おすすめはサイト名をそのまま入力すると良いでしょう。
ウェブサイトのURLサイトURLを入力します。「http://」部分は自社サイトに合わせて「https://」に変更しましょう。
業種ウェブサイトの内容に近い業種を入力しましょう。選択する業種によって大きな影響はありません。選択するとのちに設定する目標設定の雛形が変わります。
レポートゾーン日本を設定し(GMT+09:00)日本時間に合わせます。
データ共有設定GoogleにGoogleアナリティクスの情報連携するための設定を行います。基本的に全てチェックを入れたままをおすすめします。

最後に「トラッキングIDを取得」を選択し次に進みます。

Googleアナリティクス利用規約
Googleアナリティクス 利用規約

次に利用規約に同意する画面が表示されますので、規約に問題がなければ、チェックボタンをチェックし「同意する」を選択します。

トラッキングコード設置

利用規約に同意するとトラッキングコードが表示されます。Googleアナリティクスは、トラッキングコードをそのままサイトに貼り付ける方法とGoogleタグマネージャーを導入する方法の2つがあります。

Googleアナリティクストラッキングコード
Googleアナリティクス トラッキングコード

環境にもよりますが、新規にアナリティクスを導入するのであれば、この機会にGoogleタグマネージャーも合わせて導入することをおすすめ致します。

Googleタグマネージャーは、Googleが提供するタグ管理サービスであり、GoogleアナリティクスやGoogle広告のCVタグを容易に管理することが可能となります。

またHTMLやJavascriptといったソースコードを直接編集することなく、タグ編集できるなど、非エンジニアもアクセス解析環境を整えることが可能です。

Googleタグマネージャーを利用する

Googleタグマネージャーの導入については次の記事で解説したいと思います。

トラッキングコードをそのまま利用する(Gtag.js)

Googleタグマネージャーが必要ない場合は、トラッキングコードをそのままHTMLに貼り付けるなどして動作させます。

ユーザーがページへ訪問した際に、トラッキングコードをWebサイトで読み込むことでユーザー行動を収集しているためです。

設置場所は、各ページの<head>内のなるべく上の方にトラッキングコードを貼り付けることが推奨されています。(GoogleタグマネージャーやGtag.jsは非同期で読み込まれます)

ページ読み込み開始と同時にトラッキングコードを読み込むことで、ユーザーがページ上で行動を起こす前にトラッキングコードが発火するため、より正確な情報をGoogleアナリティクスに送信することが出来るようになります。

WordPressへのトラッキングコード設置方法

この記事をご覧になっている方の多くは、Wordpressをご利用だと思いますので、トラッキングコード設置例をご紹介します。

まずはじめにトラッキングコードをコピーします。

Googleアナリティクストラッキングコード
Googleアナリティクス トラッキングコード

※トラブルを防ぐために、編集前にバックアップを取るなど対策してください。

Wordpressテーマの編集
WordPress テーマの編集画面

WordPressの管理画面に移動して、[ダッシュボード]→[外観]→[テーマエディター]を選択します。

テーマエディターへ移動をしたら、「編集するテーマを選択」から現在使用しているテーマを選択しましょう。

編集するテーマによっては、「child」と記載されたテーマが存在する場合があります。childテーマが存在する場合はchildテーマに「heder.php」というファイルがないか確認を行います。存在しない場合は、そのままheder.phpを探しましょう。

header.phpを選択すると、エディターに表示されるソースコードが変更されます。

表示されたソースコードの<head>なるべく上の方にトラッキングコードを貼り付けます。

Wordprees header.phpの編集画面

貼り付け終わったら、最後に「保存」を選択して作業は完了です。

ソースコードの編集を保存する

動作の確認・テスト

動作確認を行うには、Googleアナリティクスの[リアルタイム]→[概要]を選択します。

通常のレポートにデータが反映されるのは数時間程度のタイムラグがありますが、リアルタイムレポートでは即座にデータの受信を確認することができます。

自社のWebサイトを開いて、サマリーにデータがカウントされていれば、問題なく動作していることが分かります。

Googleアナリティクス [リアルタイム]→[概要]

もし動作の確認が出来ない場合は、

  1. Googleアナリティクスの設置場所が間違っている
  2. アドブロッカーなどサイトタグをブラウザが読み込んでいない
  3. フィルタ機能によって自社からのアクセスを除外している

などが考えられるため、再度設定項目を見直して見ましょう。

Google Anlytidcsで設定しておきたい必須項目

こちらは別の記事にてご紹介していきたいと思います。

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弊社のエキスパートが作業をご対応させて頂くことも可能です。サイト規模やサイト構造によって異なりますが、GoogleAnlyticsの設置は30,000円〜からお承りしております。

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